ガラスインストラクター養成講座も中級後半になるとガラスと銀粘土の組み合わせた作品も課題となります。ここではガラスを電気炉に入れて丸く加工します。電気炉に入れ熱するとなぜか丸いかわいい形になります。カオウールボードのうえに適当に切ったセラミックシートを乗せる。その上に砕いたガラスを乗せ、870度の電気炉に10分~入れ、その後スイッチを切る。炉内の温度が480度まで下がったら取り出し、カオウールブランケットというセラミックファイバーで出来たわたのような物をかけて徐々に冷ます。(急激に温度を下げるとガラスが割れたりヒビが入ったりする) **カオウールボード、カオウールブランケット、セラミックシートは電気炉を買うと付属で付いてきました。セラミックシートは一度使用すると粉状になって使えなくなるのでるので消耗品です。** ガラスはワインのビンなどを砕いた物でも出来ます。 下で紹介しているガラスはステンドグラス用の色ガラスです。 電気炉 初めてガラスを加工しました。取り合えず三角のかけらのまま電気炉に入れる。下の写真が870度で約10分加熱した物。だいぶ丸くなったがちょっとだ円形。できるだけ元のガラスが丸に近いほうがきれいな形になることが分かった。 ↑全部ステンドグラス用のガラスですが,その中でも白いマーブル(しま)模様の入っているガラスがあるのが分かるでしょうか??この白いところがくせもので、出来上がりがつや消しの石のようになってしまう箇所ができ、いまいち。しかし、いい感じにできる場合もある。やってみなければ分からないという賭け的要素あり。 いろいろ作ってみました。ガラスを玉のように加工すると底の面がざらざらしてしまう。底だけでなく側面にもざらついていまうところが出てしまうためなかなかアクセサリーとしては美しくなく、使えない。すべてそうなってしまうかというと青の透明のガラス(写真右下の2個)は底もわりとざらつかずにとてもうまくいったガラスでした。写真左のほうの青と透明に分かれているガラスは2色のガラスを並べて電気炉に入れるとくっついてひとつのガラスになります。これは教材に入っていたもの。やはり底と側面上方が目の粗いすりガラス状のようなざらざらで美しくない。 ジャンル別一覧
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